水産仲卸の後決め単価|計ってから値段が決まる取引で、確定した単価を請求にどう残すか
水産仲卸では、計ってから値段が決まる取引で、確定した単価を請求にどう残すかが分かれます。計量前の仮と計量後の確定単価を混ぜず、請求に残す確定値を決める見方を、検算できる数字と合わせて整理します。出荷あとの値引きや、符丁の話ではありません。
水産仲卸では、計ってから値段が決まる取引で、確定した単価を請求にどう残すかが分かれます。計量前の仮と計量後の確定単価を混ぜず、請求に残す確定値を決める見方を、検算できる数字と合わせて整理します。出荷あとの値引きや、符丁の話ではありません。
朝の売場で、魚を計ってから単価が決まることがあります。計量の前に、仮の単価を口にすることがあります。計ったあとで決まる単価は、別の数です。出荷のあとで口頭で値が変わる話は、水産仲卸の値引き|後から口頭で値が変わったとき、次の請求にどう残すかで扱っています。あちらは、一度合意した金額の、あとからの変更です。この記事で見るのは、値引きではありません。計ってから値段が決まる取引で、確定した単価を請求にどう残すかです。
計量前の仮と計量後の確定単価を混ぜず、請求に残す確定値を決める、です。人が雑だからずれるのではありません。今の仮単価と、計量後の確定単価は、別の欄です。仮の単価のまま請求すると、計ったあとに決まった値が見えません。残すのは、計量後に決めた確定単価です。
計ってから値段が決まる取引で、確定した単価を請求にどう残すか、がこの作業です。残す場所は、計量前の仮単価ではありません。計ったあとに決めた確定単価です。帳場が仮の単価を言い、事務が仮のまま請求の行に置く。この二つが揃っていないと、同じ魚でも単価が割れます。
数字で見ます。計量前の仮単価は、2,400円です。2,400円は、計る前の仮です。計った目方が8.5kg、計量後の確定単価が2,200円なら、今出す請求の金額は1万8,700円です。8.5×2,200=18,700です。2,400円のまま掛けると、8.5×2,400=20,400です。2万400円は、仮単価で出した数です。請求に残す確定値ではありません。2万400円から1万8,700円を引くと1,700円です。20,400−18,700=1,700です。1,700円は、仮と確定の差です。値引きの行ではありません。1,700円を、今出す請求の値引きとしては置きません。見るのは、今出す請求に、確定単価2,200円が見えるかです。
別の相手も数字で置きます。計量前の仮単価が1,800円、計った目方が6.0kg、計量後の確定単価が1,950円なら、今出す請求の金額は1万1,700円です。6.0×1,950=11,700です。仮のままなら、6.0×1,800=10,800です。前の1万8,700円と、この1万1,700円は別の相手です。二つの確定を足した3万400円を、最初の仮2,400円の一行にまとめません。18,700+11,700=30,400です。3万400円は、二つの相手を足した数です。どちらか一方の請求の金額ではありません。2,400円は、最初の相手の仮単価です。2,200円は、最初の相手の確定単価です。欄は別です。
判断のポイントは、値札の読み方を決めることではありません。値札と実際の価格が違う話は、値札は価格ではない - 市場独特の符丁文化とシステム化の課題にあります。あちらは値札です。こちらでは、符丁には入りません。丸魚をおろしたあと、帳面の数量をどの時点の目方で持つかは、水産仲卸の歩留まり|丸魚で仕入れておろしたあと、帳面の数量をどの時点の目方で持つかにあります。あちらは目方の時点です。こちらでは、目方の時点には入りません。箱を開けて小分けしたあとの売った数量にも入りません。見るのは、計量後の確定単価だけです。
今の仮単価2,400円を、請求の単価に書くと、計ったあとに決まった2,200円が見えなくなります。残すのは、計量後の確定単価です。2,400円は仮の欄に置いたままです。仮を2,200円に書き換えて、仮の欄を空にする必要はありません。二つの単価は、両方残します。今出す請求の行に置くのは、確定のほうです。2,400円を消して、2,200円だけにする話ではありません。
今の確定単価2,200円を、また2,400円へ戻して請求すると、計量後に決めた値が見えなくなります。戻す先は、仮の欄ではありません。確定単価は、確定の欄のままです。仮へ寄せません。1,700円を足して2万400円に戻す必要もありません。1,700円は、検算の途中の数です。今出す請求の金額としては使いません。
箱の小分けで相手ごとの数量を確定する話には入りません。見るのは、今の仮単価と、計量後の確定単価です。
計量後の確定単価が、請求の一行で見えるか、が最後の確認です。仮の2,400円だけが合っていても、確定の2,200円が見えなければ、請求に残す確定値は決まっていません。1万8,700円の金額だけが見えて、単価の2,200円が見えなければ、それも足りません。
見るものは、次の三つです。文言は図と同じです。
1,700円は、20,400−18,700の差です。この1,700円を、1万8,700円に足しません。判断のポイントは、単価の桁の多さではありません。今の仮単価2,400円と、計量後の確定単価2,200円が、別の欄で見えるかです。2,400円だけが見えると、請求に残す確定値は決まっていません。2,200円だけが見えて、仮の欄が空でも、混ぜていないかの確認は足りません。次の相手の1,950円は、最初の2,400円の行には置きません。1,950円は、次の相手の確定単価です。6.0×1,950=11,700です。検算はそこで合います。
値引きや返品の、次の期間の請求には入りません。見るのは、今出す請求の、計量後の確定単価です。符丁の読み方にも入りません。
全品目の単価表も、仮と確定の一覧も、あとです。まずは、今日計った一件だけを見ます。
この五つのあとで、確定単価は、今出す請求の行で見えます。仮の単価のまま請求する状態からは、離れます。出荷あとの値引きや、目方の時点には入りません。
紙やExcelを残したまま、現状の流れを一緒に確認できます。お問い合わせから、課題整理としてご相談ください。
水産仲卸では、届けた店と、請求書を出す先が違うとき、何を残すかが分かれます。届け先と請求先をセットで残し、取り違えない見方を、検算できる数字と合わせて整理します。屋号と登記名の持ち方や、都度か締めかの話ではありません。
水産仲卸では、丸魚で仕入れておろしたあと、帳面の数量をどの時点の目方で持つかが分かれます。加工前後の目方を混在させず、帳面に残す時点を決める見方を、検算できる数字と合わせて整理します。分荷や単位変換の話ではありません。
水産仲卸では、その日渡した分をその都度請求する店と、月末にまとめる店が混ざります。得意先ごとの請求単位を残す見方を、検算できる数字と合わせて整理します。締日の話ではありません。