水産仲卸の請求先|届けた店と、請求書を出す先が違うとき、何を残すか
水産仲卸では、届けた店と、請求書を出す先が違うとき、何を残すかが分かれます。届け先と請求先をセットで残し、取り違えない見方を、検算できる数字と合わせて整理します。屋号と登記名の持ち方や、都度か締めかの話ではありません。
水産仲卸では、届けた店と、請求書を出す先が違うとき、何を残すかが分かれます。届け先と請求先をセットで残し、取り違えない見方を、検算できる数字と合わせて整理します。屋号と登記名の持ち方や、都度か締めかの話ではありません。
朝の納品は「寿司花 浦和店」へ届けます。請求書の宛先は、別の法人名です。同じ相手の屋号と登記名の持ち方は、水産仲卸の屋号|請求の宛名と振込み名義が食い違うとき、何を残すかで扱っています。あちらは同じ得意先の名前です。こちらは届けた店と、請求書を出す先です。届けた店と、請求書を出す先が違うとき、何を残すかです。
届け先と請求先をセットで残し、取り違えない、です。人が雑だからずれるのではありません。届け先と請求先は、別の欄です。片方だけを書くと、届けた店へ請求が行き、請求先法人へ届ける、という取り違えが起きます。残すのは、届け先と請求先のセットです。
届けた店と、請求書を出す先が違うとき、何を残すか、がこの作業です。残すのは、届け先と請求先のセットです。金額の一行だけではありません。帳場が「浦和店へ届けた」と言い、事務が請求先の法人名だけを書く。この二つが分かれると、同じ納品でも、届けた店と請求の宛先がすれます。
数字で見ます。届け先は「寿司花 浦和店」、請求先は「株式会社ハナ商事」です。今の届け分は3万6,800円です。3万6,800円は、浦和店へ届けた分の金額です。同じ3万6,800円が、ハナ商事へ出す請求の金額でもあります。使いどころは二つです。欄は別です。セット(寿司花 浦和店=株式会社ハナ商事)があれば、届けた店と請求の宛先は取り違えません。セットがなければ、浦和店への届けと、ハナ商事への請求は、別件に見えます。
別の得意先も数字で置きます。届け先は「鮮魚まるい 川口店」、請求先は「まるい商事株式会社」です。今の届け分は1万9,400円です。1万9,400円は、川口店へ届けた分の金額であり、まるい商事へ出す請求の金額でもあります。前の3万6,800円と、この1万9,400円は別の相手です。3万6,800円+1万9,400円=5万6,200円です。5万6,200円は、二つの届け分を足した数です。どちらか一方の請求先に出す金額ではありません。ハナ商事の請求行に、まるいの1万9,400円を足しません。
判断のポイントは、届け先と請求先を一つの名前に統一することではありません。都度か締めかの単位は、水産仲卸の都度請求|都度の店と締めの店が混ざるとき、何を請求単位として残すかにあります。あちらは請求の出し方です。こちらでは、都度か締めかには入りません。請求を出し忘れたかのチェックにも入りません。注文の確定前後にも入りません。見るのは、届け先と請求先のセットだけです。
浦和店だけを残すと、請求書の宛先が浦和店になります。届けた店は浦和店です。請求先はハナ商事です。届け先を請求の宛先に置くと、セットの請求先側が消えます。残すのは、届け先と請求先の両方です。浦和店をハナ商事に書き換えて、届け先を消す必要はありません。届け先は届け先のままです。請求先は隣に置きます。
ハナ商事だけを残すと、配送の止め先がハナ商事に見えます。届けた店は浦和店です。請求先を届け先に置くと、セットの届け先側が消えます。残すのは、届け先と請求先の両方です。ハナ商事を浦和店に書き換えて、請求先を消す必要はありません。請求先は請求先のままです。届け先は隣に置きます。
川口店とまるい商事も、同じです。届け先だけ、または請求先だけに寄せません。二つの相手のセットを、一つのメモにまとめません。まとめると、3万6,800円の請求が、どちらのセットか分かりません。
届け先と請求先が、同じセットで一行見えるか、が最後の確認です。届け先が浦和店で合っていても、請求先のハナ商事が見えなければ、セットは残っていません。請求先だけハナ商事で、届け先の浦和店が見えなければ、それも足りません。
見るものは、次の三つです。文言は図と同じです。
3万6,800円は、浦和店への届け分の金額であり、ハナ商事へ出す請求の金額でもあります。1万9,400円は、川口店への届け分の金額であり、まるい商事へ出す請求の金額でもあります。判断のポイントは、金額を一つにまとめることではありません。浦和店とハナ商事が、同じセットで見えるかです。浦和店だけが見えて、請求先が空なら、今出す請求の宛先は決まっていません。ハナ商事だけが見えて、届け先が空なら、届けた店は決まっていません。川口店の1万9,400円は、ハナ商事の請求行には置きません。5万6,200円は、二つの届け分を足した数です。どちらの請求先でもありません。セットは相手ごとに一つです。
値引きや返品の、次の期間の請求には入りません。見るのは、今出す請求の届け先と請求先です。配達ルートの一般論にも入りません。
全得意先のマスタ整備も、住所一覧の作り直しも、あとです。まずは、今日届けた一件だけを見ます。
この五つのあとで、届け先と請求先は、同じセットで見えます。片方だけを追う状態からは、離れます。屋号と登記名の持ち方や、都度か締めかには入りません。
紙やExcelを残したまま、現状の流れを一緒に確認できます。お問い合わせから、課題整理としてご相談ください。
水産仲卸では、丸魚で仕入れておろしたあと、帳面の数量をどの時点の目方で持つかが分かれます。加工前後の目方を混在させず、帳面に残す時点を決める見方を、検算できる数字と合わせて整理します。分荷や単位変換の話ではありません。
水産仲卸では、その日渡した分をその都度請求する店と、月末にまとめる店が混ざります。得意先ごとの請求単位を残す見方を、検算できる数字と合わせて整理します。締日の話ではありません。
水産仲卸の分荷は、箱を開けて小分けしたあとに、売った数量をどこで確定するかの話です。仕入数量のまま請求しない見方を、検算できる数字と合わせて整理します。単位変換の話ではありません。