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いちばのみらい
市場会計

水産仲卸の伝票日付|取引した日と、伝票に書いた日と、届けた日がずれるとき、どれを残すか

水産仲卸では、取引した日と伝票に書いた日と届けた日がずれることがあります。日付が食い違ったとき、請求・仕入の基準日をどれにするかを残す見方を、検算できる数字と合わせて整理します。締日や都度請求の話ではありません。

約8分 いちばのみらい編集部

売場で取引した日と、伝票に書いた日と、届けた日が、同じとは限りません。朝に口頭で決まり、伝票はあとから書き、届けるのは別の日、ということがあります。日付が食い違ったとき、請求・仕入の基準日をどれにするかを残す、です。相手の締日で請求の期間がずれる話は、水産仲卸の締日|相手の締日で、請求の期間がずれるで扱っています。あちらは、期間の切れ目です。この記事で見るのは、締日ではありません。三つの日付のうち、請求・仕入の基準日をどれにするかです。

取引した日と、伝票に書いた日と、届けた日を混ぜず、請求・仕入の基準日を決める、です。人が雑だからずれるのではありません。三つの日付は、別の欄です。伝票に書いた日を基準日の欄に寄せると、取引した日が基準日の欄では見えません。残すのは、決めた基準日です。他の日付は、別の欄のままです。

取引した日と、伝票に書いた日と、届けた日がずれるとき、どれを残すか

取引した日と、伝票に書いた日と、届けた日がずれるとき、どれを残すか

取引した日と、伝票に書いた日と、届けた日がずれるとき、どれを残すか、がこの作業です。残す場所は、伝票に書いた日だけではありません。届けた日だけでもありません。請求・仕入の基準日として、三つのうち一つを決めて残すことです。帳場が取引した日を言い、事務が伝票に書いた日を基準日の欄に置く。この二つが揃っていないと、同じ仕入れでも基準日が割れます。

数字で見ます。取引した日は2026年8月19日、伝票に書いた日は2026年8月21日、届けた日は2026年8月22日です。目方が8.5kg、単価が2,200円なら、今出す請求の金額は1万8,700円です。8.5×2,200=18,700です。1万8,700円は、この一行の金額です。日付ではありません。基準日を取引した日の8月19日にすると、今出す請求のこの一行は、8月19日の行に置きます。伝票に書いた日の8月21日を、基準日の欄に寄せると、8月19日は基準日の欄では見えません。寄せない、です。伝票に書いた日は、伝票に書いた日の欄のままです。8月21日から8月19日までの差は2日です。2日は、カレンダー上の距離です。1万8,700円に2を足しません。18,700+2は使いません。

別の相手も数字で置きます。取引した日が2026年8月31日、伝票に書いた日が2026年9月1日、届けた日が2026年9月1日、目方が6.0kg、単価が1,950円なら、今出す請求の金額は1万1,700円です。6.0×1,950=11,700です。前の1万8,700円と、この1万1,700円は別の相手です。二つの金額を足した3万400円を、最初の相手の一行にまとめません。18,700+11,700=30,400です。3万400円は、二つの相手を足した数です。どちらか一方の請求の金額ではありません。8月19日は、最初の相手の取引した日です。8月21日は、最初の相手の伝票に書いた日です。欄は別です。

判断のポイントは、締日で期間を切ることではありません。都度の店と締めの店が混ざる話は、水産仲卸の都度請求|都度の店と締めの店が混ざるとき、何を請求単位として残すかにあります。あちらは請求単位です。こちらでは、都度には入りません。仕訳の前に整える五つのデータのうち、取引日は一つの欄です。その五つの並べ方は、水産仲卸の会計は仕訳の前が重要|入力前に整える5つのデータにあります。あちらは五つのデータです。こちらでは、五つの再説には入りません。月末締めを早くする五つの確認は、月末締めを早くするために見直す5つの確認項目にあります。あちらは月末の確認です。こちらでは、月末締めには入りません。見るのは、三つの日付のうち、請求・仕入の基準日をどれにするかだけです。

伝票に書いた日を、請求・仕入の基準日にしない

伝票に書いた日の8月21日を、請求・仕入の基準日の欄に書くと、取引した日の8月19日が、基準日の欄では見えなくなります。残すのは、決めた基準日です。伝票に書いた日は、伝票に書いた日の欄に置いたままです。伝票に書いた日を基準日に書き換えて、伝票に書いた日の欄を空にする必要はありません。二つの日付は、両方残します。今出す請求(今の仕入)の行に置く基準日は、決めたほうです。日付を一つにまとめて、他の欄を空にする話ではありません。

届けた日へ基準日を寄せない

届けた日の8月22日へ、基準日を寄せると、取引した日の8月19日が、基準日の欄では見えなくなります。寄せる先は、届けた日の欄ではありません。基準日は、基準日の欄のままです。届けた日へ寄せません。2日を足して8月21日や8月22日にずらす必要もありません。2日は、検算の途中のカレンダー距離です。今出す請求の金額としては使いません。

保留・訂正・返品のステータスの話は、水産仲卸の伝票管理|保留・訂正・返品を締め前に見失わない方法にあります。あちらは例外のステータスです。こちらでは、日付の基準には入りません。手書きからのデジタル化は、手書き伝票から脱却するステップにあります。あちらは紙からの移行です。こちらでは、デジタル化の段取りには入りません。見るのは、取引した日と、伝票に書いた日と、届けた日です。

請求・仕入の基準日が、今出す請求(今の仕入)の一行で見えるか

請求・仕入の基準日が、今出す請求(今の仕入)の一行で見えるか、が最後の確認です。伝票に書いた日の8月21日だけが合っていても、基準日の8月19日が見えなければ、請求・仕入の基準日は決まっていません。1万8,700円の金額だけが見えて、基準日の8月19日が見えなければ、それも足りません。

見るものは、次の三つです。文言は図と同じです。

請求・仕入の基準日が、今出す請求(今の仕入)の一行で見えるか

  1. 取引した日と、伝票に書いた日と、届けた日を混ぜず、請求・仕入の基準日を決める
  2. 取引した日と、伝票に書いた日と、届けた日がずれるとき、どれを残すか
  3. 請求・仕入の基準日が、今出す請求(今の仕入)の一行で見えるか

2日は、8月21日から8月19日までのカレンダー距離です。この2日を、1万8,700円に足しません。判断のポイントは、日付の桁の多さではありません。取引した日の8月19日と、伝票に書いた日の8月21日と、届けた日の8月22日が、別の欄で見えるかです。伝票に書いた日だけが見えると、請求・仕入の基準日は決まっていません。基準日だけが見えて、他の日付の欄が空でも、混ぜていないかの確認は足りません。次の相手の9月1日は、最初の8月19日の行には置きません。9月1日は、次の相手の伝票に書いた日と届けた日です。6.0×1,950=11,700です。検算はそこで合います。

締日や都度請求、月末締めには入りません。見るのは、今出す請求(今の仕入)の、請求・仕入の基準日です。保留・訂正・返品のステータスにも入りません。

小さく始めるなら

全件の日付表も、三つの日付の一覧も、あとです。まずは、今日の一件の伝票だけを見ます。

  1. 今日の一件の、取引した日を書き出します。8月19日なら8月19日です。
  2. 伝票に書いた日を横に置きます。8月21日なら8月21日です。
  3. 届けた日を置きます。8月22日なら8月22日です。
  4. 請求・仕入の基準日を、三つのうち一つに決めます。取引した日なら8月19日です。
  5. 伝票に書いた日や届けた日を、基準日の欄に寄せません。金額の1万8,700円に、差の2日を足しません。

この五つのあとで、基準日は、今出す請求(今の仕入)の行で見えます。三つの日付を同じ欄に混ぜる状態からは、離れます。締日や都度請求、月末締めには入りません。

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