水産仲卸のクレーム|鮮度や数量のクレームで請求を直すとき、何を残すか
クレームによる減額を通常の値引きや返品に混ぜない見方を、検算できる数字と合わせて整理します。口頭値引き・返品・欠品ではなくクレームだけです。鮮度や数量のクレームで請求を直すとき、何を残すかです。
クレームによる減額を通常の値引きや返品に混ぜない見方を、検算できる数字と合わせて整理します。口頭値引き・返品・欠品ではなくクレームだけです。鮮度や数量のクレームで請求を直すとき、何を残すかです。
鮮度や数量のクレームで請求を直すことがあります。クレーム減額を通常の値引きや返品の欄に書くと、元の請求と減額の理由が混ざって見えます。口頭値引きは後から値が変わった話で、水産仲卸の値引き|後から口頭で値が変わったとき、次の請求にどう残すかです。返品は締めたあとに戻ってきた分の話で、水産仲卸の返品|締めたあとに返ってきた分を、次の請求から落とすです。欠品は注文した品が足りない話で、水産仲卸の欠品|注文した品が足りないとき、何を残すかです。納品書差分は納品書と請求がずれる話で、水産仲卸の納品書|納品書に書いた数量・単価と、あとから出す請求がずれるとき、何を正とするかです。端数は端数処理で1円合わない話で、水産仲卸の端数|端数処理で請求と入金が1円合わないとき何を残すかです。口頭値引き・返品・欠品・納品書差分・端数ではなく、クレーム減額を値引きや返品に混ぜない。今回はクレームだけです。この記事で見るのは、どれでもありません。鮮度や数量のクレームで請求を直すとき、何を残すかです。
クレームによる減額を、通常の値引きや返品に混ぜない、です。クレーム減額を値引きや返品に混ぜません。人が雑だからずれるのではありません。元の請求と、クレーム減額と、直した請求は、別の欄です。クレーム減額を通常の値引きの行に書くと、クレームが見えません。クレーム減額で元の請求の欄を上書きすると、元の請求の見え方が崩れます。現場で困るのは、いま出す請求が、元の金額なのか直した金額なのかが残っていないことです。クレーム減額をクレーム減額の欄に残すと、見え方が分かれます。元の請求の欄も、クレーム減額の欄も、直した請求の欄も、残したままです。
鮮度や数量のクレームで請求を直すとき、何を残すか、がこの作業です。見るのは、クレームの制度の正しさではありません。元の請求、クレーム減額、直した請求が、別の欄になっているかです。帳場が「鮮度で3,000円引く」と言っても、事務がクレーム減額を通常の値引きや返品と分けて残していなければ、あとから3,000円が値引きにも返品にも見えます。
数字で見ます。例Aです。鮮度クレームです。元の請求は、数量10.0kg×単価1,800円=18,000円です。18,000円は、元の請求の欄です。クレーム減額は3,000円です。3,000円は、クレーム減額の欄です。通常の値引きでも返品でもありません。直した請求は18,000−3,000=15,000円です。15,000円は、直した請求の欄です。検算は15,000+3,000=18,000です。元の請求と、クレーム減額と、直した請求が、役割の違う欄で並びます。3,000円を通常の値引き行には置きません。3,000円を返品行にも置きません。
例Bも置きます。数量クレームです。元の請求は、8.0kg×1,650円=13,200円です。13,200円は、元の請求の欄です。クレームで認める差は0.8kgです。0.8×1,650=1,320円です。1,320円は、クレーム減額の欄です。直した請求は13,200−1,320=11,880円です。数量を7.2kg×1,650=11,880円としても、同じ結果です。11,880円は、直した請求の欄です。検算は11,880+1,320=13,200です。例Aのクレーム減額3,000円と例Bのクレーム減額1,320円を足して4,320円とし、今日の一行にラベルなしでまとめません。同じ3,000円でも、通常の値引きとしてラベルなしでは見せません。クレーム減額はクレーム減額の欄に、クレームとして残します。クレームとして残す、です。
判断のポイントは、クレームの制度をどう説明するかではありません。どちらが正しいか、といった断定はしません。口頭値引きの再説にも入りません。返品の再説にも入りません。欠品の再説にも入りません。納品書差分の再説にも入りません。端数の再説にも入りません。見るのは、クレームによる減額を、通常の値引きや返品に混ぜないことです。元の請求、クレーム減額、直した請求の三つが揃っていれば足ります。それ以外の欄は、この記事では扱いません。
3,000円というクレーム減額を、通常の値引きの行に書いてしまうと、クレームの見え方が崩れます。クレーム減額は、クレーム減額の欄です。通常の値引きは、通常の値引きの欄です。残すのは、元の請求とクレーム減額と直した請求です。クレーム減額を通常の値引きの行に置きません。例Aでは、18,000円は元の請求の欄、3,000円はクレーム減額の欄、15,000円は直した請求の欄です。3,000円を通常の値引きとしては使いません。18,000円を直した請求の金額としては使いません。15,000円が直した請求の欄です。3,000円はクレーム減額です。通常の値引きでも返品でもありません。欄の名前を入れ替える話でもありません。元の請求の欄をクレーム減額で上書きしません。元の請求の欄を上書きしない、です。
クレーム減額3,000円を返品の行に置くと、元の請求と返品とクレームが混ざります。15,000円の直した請求のうえに、3,000円を返品として足して18,000円に戻すと、クレームは見えません。クレーム減額を返品の行に置きません。クレーム減額はクレーム減額の欄に、クレームとして残します。3,000円を通常の値引きの一行に寄せません。3,000円を返品の一行にも寄せません。例Aのクレーム減額3,000円と例Bのクレーム減額1,320円を足した4,320円を、今日の一行にラベルなしでまとめません。混ぜません。
元の請求・クレーム減額・直した請求が、別の欄で見えるか、が最後の確認です。元の請求18,000円だけが合っていても、クレーム減額3,000円と直した請求15,000円が見えなければ、クレーム減額は通常の値引きや返品に混ざっています。18,000円が直した請求の欄にあると、それも混ざっています。15,000円と3,000円がラベルなしで足してあると、役割の違う欄が残っていません。
見るものは、次の三つです。文言は図と同じです。
例Aでは、元の請求が10.0kg×1,800=18,000円、クレーム減額が3,000円、直した請求が18,000−3,000=15,000円、が並んでいるかです。18,000円は元の請求の欄です。3,000円はクレーム減額の欄です。通常の値引きでも返品でもありません。15,000円は直した請求の欄です。15,000+3,000=18,000です。例Bでは、元の請求が8.0kg×1,650=13,200円、クレームで認める差が0.8kg、クレーム減額が0.8×1,650=1,320円、直した請求が13,200−1,320=11,880円(または数量7.2kg×1,650=11,880円)、が並んでいるかです。11,880+1,320=13,200です。例Aのクレーム減額3,000円と例Bのクレーム減額1,320円を足して4,320円とし、今日の一行にラベルなしでまとめません。3,000円を通常の値引きにも返品にも置きません。判断のポイントは、クレームメモの枚数ではありません。元の請求、クレーム減額、直した請求が、役割の違う欄で並んでいるかです。18,000円の一行だけが見えると、クレーム減額は見えていません。15,000円を、3,000円の行に混ぜません。同じ「金額」でも、元の請求とクレーム減額と直した請求は欄が別のままです。3,000円というクレーム減額は、通常の値引きではありません。ラベルのない一つの金額も、今日の一行ではありません。
口頭値引きの再説や、返品の再説には入りません。欠品や納品書差分、端数の再説にも入りません。見るのは、いまの元の請求と、いまのクレーム減額と、いまの直した請求です。制度の解説や帳面の作り替えには入りません。
全得意先のクレーム一覧も、請求一覧の作り替えも、あとです。まずは、今日直した一品だけのクレーム減額を置きます。
この五つのあとで、直した請求はクレーム減額を分けた分だけに見えます。通常の値引きや返品に寄せてクレーム減額を上書きする状態からは、離れます。口頭値引きの再説や、返品の再説、欠品の再説には入りません。残す欄は、元の請求とクレーム減額と直した請求です。
クレーム減額と値引き・返品の分け方を揃えたい場合は、紙やExcelを残したまま、現状の流れを一緒に確認できます。お問い合わせから、課題整理としてご相談ください。
欠品を受注どおりの売上に混ぜない見方を、検算できる数字と合わせて整理します。返品・配達・注文確定ではなく欠品だけです。注文した品が足りないとき、何を残すかです。
品名だけにせず得意先別の単価を残す見方を、検算できる数字と合わせて整理します。符丁や後決め単価、値引きではありません。同じ品でも得意先ごとに単価が違うときです。
表示重量と実目方を混ぜず、請求に残す目方を1つ決める見方を、検算できる数字と合わせて整理します。箱の表示と実測の差だけを見ます。増氷や後決め単価、単位の読み替えではありません。